新入生向け少人数セミナー 「再帰的思考とコンピュータプログラム」(2007年度夏学期)

日時 月曜日5限(16:30〜18:00)
場所 工学部10号館4階423A室

授業テーマと目的(シラバスより)

計算機プログラムは人工言語で書かれた有限の大きさの記述であるにも関わら ず,数値などの無限に要素があるようなデータを(少なくとも概念的には)処理 することができる.これは何故だろうか?本セミナーでは,その問いへの鍵と なる「再帰」の概念を理解するとともに,プログラムの正しさとは何かについ て考察する.

お知らせ

スケジュール

date内容(予定)
4/16イントロ
4/23
5/7
5/14
5/21
5/28
6/4
6/11
6/25
7/2
7/9
7/16

教科書

  1. Matthias Felleisen and Daniel P. Friedman. The Little MLer. The MIT Press. ISBN: 0-262-56114-X

Standard ML 処理系

Standard ML の処理系には,Standard ML of New JerseyMoscow ML などが あります.いずれも,Windowsで使えます. インストールの簡単さなら Moscow ML (インストーラをダウンロードして,実行するだけで,使えるようになります)なのですが,実行結果の値の表示があまり美しくありません. その点では Standard ML of New Jersey がよいです.が,インストールするのに, 環境変数の設定が必要とか,ふつうの Windows ユーザにはちょこっとだけ敷居が高い.


igarashi@kuis.kyoto-u.ac.jp