Kobe Colloquium on Logic, Statistics and Informatics
以下の要領でコロキウムを開催します。
日時:2014年6月3日(火)15:40-16:40 場所:神戸大学自然科学総合研究棟3号館4階421室(プレゼンテーション室) 講演者:平尾将剛 (愛知県立大) 題目:最適実験計画の設計問題とcubature公式について
アブストラクト: 実験計画法とは,実験対象の特徴を的確に 捉えたデータを取得するための方法論のひとつである. 本講演では特に球面や球といった回転不変性を持つ領域上で データ解析を取得する際に,どこに観測所を配置すれば良いか, また,その各観測所においてどれだけの回数の測定をすれば 良いかを問題としたい.近年,この問題に対し, Hirao-Sawa-Jimbo(2014), Sawa-Hirao(2014+)ではある統計的 最適性を持つ実験計画の設計問題をcubature公式(立体求積公式)と 呼ばれる積分近似公式の構成問題と捉える直すことにより, 最適計画の設計法を提案してきた. 本講演ではそれらの設計法についての解説を行い, また時間があれば今後の課題についても幾つか説明する.
交通:阪急六甲駅またはJR六甲道駅から神戸市バス36系統「鶴甲団地」 行きに乗車,「神大本部工学部前」停留所下車,徒歩すぐ. http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
連絡先:菊池誠 [email protected]