数理論理学セミナーのご案内
日時:12月22日(木)17時から 場所:東京工業大学 大岡山西8号館W棟11階 W1101セミナー室 会場までの交通案内はこちらから: http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html
話者:藤原 誠 (東北大学) 題目:結婚定理の逆数学 概要: 1972年にManasterとRosensteinは可算版結婚定理を再帰理論的に分析し、通常の可算版結婚定理は計算可能には成立しないことを示した。一方、1983年にKiersteadは拡張Hall条件を導入し、計算可能に成立する結婚定理を得た。 本発表では、拡張Hall条件を用いて考え得るあらゆる結婚定理の複雑さを逆数学的に分析する。 また、Kiersteadとは別の観点から、計算可能に成立する結婚定理について考察する。
----- 鹿島 亮 東京工業大学大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 [email protected]
###木曜夕方を中心に不定期的にセミナーを開催しています### ###詳細はお問い合わせください###
講演会のご案内
日時:10月19日(金)17:00から 場所:東京工業大学 大岡山西8号館W棟11階 W1101セミナー室(変更の可能性有り) 会場までの交通案内はこちらから: http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html
話者:田中一之(東北大) 題目:チューリングの「解ける問題と解けない問題」 概要: 1954年,チューリングは不審死を遂げる数か月前に最後の作品「解ける問題と解けない問題」を発表した. その内容は初期の代表作「計算可能な数について」(1936年)の主結果についての一般向け解説であると同時に,その後の進展や未解決問題についても多く語っており,計算可能性理論周辺の発展普及に大きく貢献した. 本講演では,この解説文を題材として,当時の未解決問題がどう解かれたかを辿りながら,なるべく素朴な立場でこの刺激的な領域を展望したい. なお,チューリングの記事の訳文は月刊誌『現代思想』11月号に掲載予定である.
------ 参加される(可能性が高い)方は事前にご一報いただければ幸いです。 参加人数多数が予想される場合は会場を変更しますが、その場合の変更連絡は事前連絡をいただいた方に直接メールする予定です。
----- 鹿島 亮 東京工業大学大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 [email protected]