PPLサマースクール2017のご案内です. (重複して受信された場合はご容赦願います.)
PPLサマースクールは,日本ソフトウェア科学会・プログラミング論 研究会主催のイベントです.今回も,例年と同様に日本ソフトウェア 科学会大会の併設企画として開催いたします.
今回のテーマは「Isabelle/HOL による証明とプログラミング」で, 講師はインスブルック大学の山田晃久様にお願いしております.
参加申し込み方法などを含む詳細につきましては, http://ppl.jssst.or.jp/?ss2017 をご覧ください.是非ご参加をご検討いただければ幸いです.
--- 青戸等人(新潟大学)
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PPLサマースクール2017 Isabelle/HOL による証明とプログラミング
日本ソフトウェア科学会 (JSSST) プログラミング論研究会 (PPL) 主催 日本ソフトウェア科学会第34回大会 併設企画 Webページ: http://ppl.jssst.or.jp/?ss2017
講師:山田 晃久(インスブルック大学)
2017年 9月 18日 (月) 10:00 - 17:00 慶應義塾大学 日吉キャンパス
== 概要 ==
Isabelle/HOL は,1986年に Lawrence Paulson によって創始され,現在はミ ュンヘン工科大学 Tobias Nipkow のチームを中心にメンテナンスされている 証明支援ツールです.
Isabelle/HOL の特徴は,スマートな証明環境 (jEdit),強力な自動証明のサ ポート (Sledgehammer),Haskell 等への自然なコード輸出 (code export), 多彩でオープンなライブラリ (Archive of Formal Proofs; AFP) などが挙げ られます.
本セミナーでは,Isabelle/HOL を用いた定理証明と,正しさの保証されたプ ログラム開発方法を,実践を通して紹介します.また AFP より,代数的数計 算ライブラリなど,そのごく一部を紹介します.
Isabelle には歴史的経緯からさまざまなクセがあり,学習を困難にしている 要因となっていると考えられますが,本セミナーでは証明言語 Isar による, クセを排した“行儀のよい”証明の書き方に徹します.
実習形式で行いますので,受講に際してはノートパソコンをご持参ください. なお,Isabelle/HOL をストレスなく利用するために,ある程度高性能なノー トパソコンを推奨します.
受講にあたっては,簡単な証明を書ける程度の基本的な論理学の知識を習得し ていること,また関数型言語の利用経験があることが推奨されます.
== 講師紹介 ==
山田 晃久 (やまだ あきひさ) http://cl-informatik.uibk.ac.at/users/ayamada/
インスブルック大学ポスドク.項書き換え系の停止性証明法に関する研究で, 2014年名古屋大学情報科学研究科博士課程を修了.同年,産業技術総合研究所 にて組み合わせテストツール Calot の開発に従事.2015年より,インスブル ック大学にて項書換え系,プログラム解析技法などの形式証明ライブラリ IsaFoR の開発プロジェクトに参加.情報処理学会正会員.
== 参加費・参加申し込み ==
PPLサマースクールの参加費は以下の通りです.
学生会員1000円, 学生非会員2000円, 一般会員2000円, 一般非会員3000円
参加ご希望の方は,日本ソフトウェア科学会第34回大会共通の参加登録ページ https://jssst2017.wordpress.com/%e5%8f%82%e5%8a%a0%e7%94%b3%e3%81%97%e8%be%b... から,お申し込みください.事前登録をお願いしております.
== 問い合わせ先 ==
PPLサマースクール2017 幹事 青戸等人 (新潟大学) E-mail: [email protected]
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