#複数受け取られましたらご容赦ください.
東京大学の小林と申します.
当研究室では現在,高階モデル検査(高階再帰スキームのモデル検査)と そのプログラム検証などへの応用をテーマとした研究を精力的に進めており, プロジェクトに携わる特任研究員若干名を探しております.
身近にご興味のある方がいらっしゃいましたら,10月15日までに小林 ([email protected]) までメールでお知らせいただければ幸いです。 その際、できれば略歴および論文リスト(フォーマット自由)もメールに添えるか または郵送でお送りください。 (後日、さらに詳細な資料をお願いする可能性があります).
募集の条件は概ね以下のとおりです。
================ 着任時期:2016年4月(数ヵ月の前後は応相談)
任期:年度単位の更新で、業績により最長2020年3月まで延長可能
給与:月額35~45万円 (大学の規定および本人の実績による.細かい条件は応相談.)
研究テーマ: 高階モデル検査(高階再帰スキームのモデル検査)および、 そのプログラム検証やデータ圧縮、知識発見などへの応用。
高階モデル検査については,プロジェクトのページ http://www-kb.is.s.u-tokyo.ac.jp/~koba/hmc/ および下の参考文献をご覧ください。
本プロジェクトは科学研究費補助金 基盤研究(S):
課題名: 高階モデル検査の深化と発展 研究代表者: 小林直樹(東京大学) 研究分担者: 五十嵐 淳(京都大学)、篠原 歩(東北大学)
の支援をいただいており、その補助金で研究員を雇用する予定です。
条件: - 着任時に博士号を取得していること
- 理論計算機科学全般に明るいこと.
- 以下の中の1つ以上のトピックに詳しくプログラミング能力が高いか、 2つ以上のトピックに詳しいこと
モデル検査(特にソフトウェアモデル検査) 型システム プログラム意味論 プログラム解析・検証・変換 オートマトンと形式言語理論 自動定理証明 計算量理論 (可逆)データ圧縮技術 自然言語処理 ゲノムデータ解析
問い合わせ先: 小林直樹 東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 Phone, Fax: 03-5841-4124 email: [email protected]
参考文献:
Naoki Kobayashi, "Model Checking Higher-Order Programs", Journal of the ACM, 60(3), 2013.
Naoki Kobayashi, Ryosuke Sato, and Hiroshi Unno, "Predicate Abstraction and CEGAR for Higher-Order Model Checking", Proceedings of PLDI 2011, pp.222-233, 2011.
Naoki Kobayashi, Kazutaka Matsuda, Ayumi Shinohara, Kazuya Yaguchi, "Functional Programs as Compressed Data", Higher-Order and Symbolic Computation, 2(1), pp.39-84, 2012.
Naoki Kobayashi, "Higher-Order Model Checking: From Theory to Practice", Invited paper in Proceedings of LICS 2011. (A very brief survery of the field)