数理論理学セミナーのお知らせ 日時:6月21日(金)17:00から 場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 話者:河野友亮(フェリス女学院大学) 題目:量子動的認識論理について 概要:量子系における、観測者の粒子の状態に対する知識を扱う論理としては、先行研究[1]等が挙げられるが、これは観測者の統計的(静的)知識を扱うものであった。 すなわち、ある状態の確率分布を正確に知ってるか、というような方面である。 本発表では、量子論理と動的認識論理を組み合わせることにより、量子論での単一観測者の、観測による知識の動的な推移を扱う論理を構成する。 [1]Baltag, A., Smets, S.: Correlated Knowledge: an Epistemic-Logic View on Quantum Entanglement. International Journal of Theoretical Physics. 49(12), 3005--3021 (2010)
========== 当セミナーは定期的に東工大で開催しているものです。 参加希望などは下記にお問い合わせください。 ----- 鹿島 亮 東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 [email protected]