kisoron-ml のみなさま:
連絡責任評議員 嘉田です。
9月17日に(オンラインで)行いました分科会総会のご報告と、 日本数学会からのお知らせです。
[1] 【分科会総会報告】次期評議員と運営委員 [2] 【分科会総会報告】2022年度SAML(数学基礎論全体の研究集会) [3] 数学通信(会報182号)原稿 [4] 日本数学会奨励研究生 [5] ICM2022コワレフスカヤ基金援助日本推薦
==== [1] 【分科会総会報告】次期評議員と運営委員
嘉田の後任となる(2022年からの)分科会選出評議員として、 酒井拓史先生(神戸大学)を推薦することが承認されました。
現在の運営委員は次の7名です。(カッコ内年月は任期) 分科会の運営についてのご意見は評議員または運営委員へどうぞ。
池上大祐(『数学』編集委員 2023.6) 田村誠(歴史を担当 2022.2) 田中紀子(歴史を担当 2022.2) 宮部賢志(証明論および計算論を担当 2022.2) 桔梗宏孝(モデル理論を担当 2022.2) 嘉田勝(評議員・集合論を担当 2022.2) 田中義人(評議員・非古典論理を担当 2023.2)
==== [2] 【分科会総会報告】2022年度SAML(数学基礎論全体の研究集会)
次回のSAML(Symposium on Advances in Mathematical Logic、 数学基礎論全体の研究集会)は、2022年度に開催することを目指し、 現在の運営委員会が中心となって企画することが承認されました。
==== [3] 数学通信(会報183号)原稿
「数学通信」26巻3号に掲載される会報183号(「分科会便り」を含む) の紙面にて会員にお知らせする事項がありましたら、 9月29日までに嘉田にお知らせください。
==== [4] 日本数学会奨励研究生
日本数学会による、博士号取得直後の若手数学者向けの経済支援制度です。 (2021年度までの期間限定の制度でしたが、向こう3年間延長されました) 対象となる若手数学者のご推薦をよろしくお願い申し上げます。
==== [5] ICM2022コワレフスカヤ基金援助日本推薦
ICM2022(サンクトペテルブルク)に参加する若手数学者向けの滞在費等の 援助制度です。まだ応募者が少なく余裕があるそうです。9月30日締切。
《以下、9月15日付 理事長から評議員へのメッセージより抜粋》
ICM2022コワレフスカヤ基金援助日本推薦への応募について ご連絡いたします.
このことについて,当会では8月1日以来,ホームページ https://www.mathsoc.jp/publicity/icm2022/kovalevskaya/index.html にて募集を続けて参りましたが, 現時点で応募者が少なくまだかなり余裕がございます.
コワレフスカヤ基金は, 日本数学会(協力:日本応用数理学会)と国際数学者会議 (ICM) 2022 における Local Organizing Committeeとの協定に基づき, 学位(博士)取得後10年以内の有望研究者を 日本数学会が推薦することによって, 2022年7月6日~14日にロシア・サンクトペテルブルクにて 開催されるICM2022に参加のための資金援助を行うものです. 例えば, ICM登録費,会議中の宿泊施設,会議中の食事, 宿泊施設から会場への交通費 がLOCから援助されます. また日本数学会・会員に限って,希望者に5万円の援助金が支給されます.
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嘉田 勝